pnpm store
パッケージ ストアを管理します。
コマンド
status
ストア内の変更されたパッケージを確認します。
パッケージの内容がパッケージを展開したときと同一の場合、終了コード0で終了します。
add
機能的にはpnpm add
と同等ですが、ストア外のプロジェクトやファイルを変更せず、直接ストアに新しいパッケージを追加します。
prune
ストアから未参照のパッケージを削除します。
未参照のパッケージとは、システム上のどのプロジェクトでも使用されていないパッケージのことです。 パッケージは、依存関係が不要になった場合など、ほとんどのインストール操作の後に参照されなくなる可能性があります。
例えば、pnpm install
中に、パッケージ foo@1.0.0
が foo@1.0.1
に更新されたとします。 pnpm は自動的にパッケージを削除しないので、foo@1.0.0
はストアに残ります。 パッケージ foo@1.0.0
がシステム上の他のプロジェクトで使用されていない場合、参照されなくなります。 pnpm store prune
を実行すると、foo@1.0.0
がストアから削除されます。
pnpm store prune
の実行は安全で、プロジェクトに副作用を与えません。 今後インストールする際に削除したパッケージが必要になった場合、pnpm はそれらを再びダウンロードします。
pnpm store prune
を時々実行してストアをきれいにするのがベストプラクティスですが、あまり頻繁には実行しないでください。 時々、参照されていないパッケージが再び必要になることがあります。 これはブランチを切り替えて古い依存関係をインストールするときに起こる可能性があります。この場合、pnpm は削除されたパッケージをすべて再ダウンロードする必要があり、インストールプロセスが一時的に遅くなります。
なお、store serverが稼働している場合は、このコマンドは禁止されています。
path
アクティブなストアディレクトリのパスを返します。