pnpm list
別名:ls
このコマンドは、インストールされているパッケージのすべてのバージョンと依存関係を、ツリー構造で出力します。
位置引数に name-pattern@version-range
という形式の識別子を指定すると、出力するのはパッケージ名だけになります。 例えば、pnpm list "babel-*" "eslint-*" semver@5
のように実行します。
引数
--recursive, -r
サブディレクトリの全てのパッケージを対象に実行します。ワークスペース内で実行した場合は、ワークスペース内の全てのパッケージを対象に実行します。
--json
ログを JSON 形式で出力します。
--long
詳細情報を出力します。
--parseable
ツリー形式ではなく、解析しやすい形式でパッケージのディレクトリ構造を出力します。
--global, -g
現在のプロジェクトではなく、グローバルインストールディレクトリのパッケージを一覧表示します。
--depth <number>
依存関係ツリーの表示する最大の深さを指定します。
pnpm ls --depth 0
(デフォルト) は、直接の依存関係のみを一覧表示します。 pnpm ls --depth -1
はプロジェクトのみを一覧表示します。 ワークスペース内で-r
オプションと組み合わせて使用すると便利です。 pnpm ls --depth Infinity
は深さに関係なくすべての依存関係をリストします。
--prod, -P
dependencies
とoptionalDependencies
に含まれるパッケージの依存関係グラフのみを表示します。
--dev, -D
devDependencies
に含まれるパッケージの依存関係グラフのみを表示します。
--no-optional
optionalDependencies
に含まれるパッケージを表示しません。
--only-projects
依存関係のうち、ワークスペース内のプロジェクトのみを表示します。